2月10日 初午大祭・いなり寿司ときつねうどん
昨日は、伏見稲荷大社の初午大祭にお参りして、お守りの『しるしの杉』を授かりました。
平安時代から、伏見稲荷大社をお参りしたしるしとして授けられたのが、稲荷山の杉の葉。それは『 しるしの杉 』と呼ばれ、平安時代中期には、上皇などが遠出をする伊勢参りや熊野詣などの際に伏見稲荷大社に立ち寄り、旅路の安全を祈願して『 しるしの杉 』を授かり、体に杉の葉を身につけ、出発されたのだとか。
現在は、御祭神・宇迦之御魂神が稲荷山に降臨された日の『 如月の初午(2月最初にくる午の日 』を、神社のもっとも重要な祭事『 初午大祭 』として執り行い、この日だけに『 しるしの杉 』が授与されています。この日は旅路の安全だけでなく、福を呼ぶご利益がある『 しるしの杉 』を授かろうと、たくさんの人でにぎわいます。
『 しるしの杉 』が授与されたら、そのまま家へ戻っても良いのですが、お参りのあとは、3合目あたりに相当する四ツ辻で折り返す『 お山めぐり 』で、さらに1年の無病息災を願いませんか。往復小一時間でめぐれる、山の麓から四ツ辻までのコースは、稲荷山山登りの初心者の方には打って付けの散歩道。千本鳥居のなかをゆっくり歩きながら山登りができます。
折り返す四ツ辻では、京都市内を一望することができて、なんといっても往路の疲れを癒す茶屋・にしむら亭で稲荷山の名物『おいなりさん(いなり寿司)』や軽食、甘味を食べることができます。
今回たずねた初午大祭は、甘辛く焚かれたお揚げさんに酢飯が入った『 おいなりさん 』を食べる日でもあるので、にしむら亭さんではおいなりさんと、またまたお揚げさんが入った、きつねうどんで、お揚げさんづくしのお料理を堪能しました。甘味処の『 おせんざい 』もいただきたいところではあったのですが(笑)。
京都の柔らかいおうどんは、『 腰抜けうどん 』と呼ばれ、柔らかいうどん生地にお出汁がよく染み込んでいて美味しいですよ♫
にしむら亭さんのきつねうどんは、京都の懐かしいうどんのお味です。京都生まれの京都育ちの谷口が推す『 きつねうどん 』です。まだの方は一度お試しあれ!!!
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